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「スペランカー」の幽霊BGMの元ネタ [レトロゲーム]

ファミコン版「スペランカー」制作者による裏話がここに。御年70歳,業界歴37年の現役クリエイター,スコット津村氏が振り返るあの頃 (4Gamer.net)

既にご存知の方も多いかとは思いますが、4Gamer.netにおいてTozai社シニアアドバイザーを務められているスコット津村氏のインタビューが公開されています。

津村氏のお名前は、以前にクソゲー処理概論さんのメールインタビューで目にしたことがあったのですが、これほど波乱万丈な経歴をお持ちの方であったとは驚きました。
十数回もの転職を経験された末に、アイレムの前身となるIPMへと入社。以降、30年以上に渡ってゲーム業界に身を置かれて来たとのこと。
制作に関わられたビデオゲームにまつわる逸話をはじめ、現在のゲーム産業に対する見解、Tozai社が権利を有する「スペランカー」「ロードランナー」の今後の展開など非常に読み応えのある記事です。全ゲームファン必見!

ところでインタビューの中で津村氏は、ファミコン版「スペランカー」のメインBGMはフランス映画「冒険者たち」の曲がモチーフになっていることを明かされています。
そこでふと思い出したのが、「スペランカー」で幽霊が登場する際のBGMのこと。




幽霊のBGM自体はオリジナルのAtari400/800版「スペランカー」の頃から存在するのですが、実はこれ、アタリVCSの「ゴースト・マナー」やファミコン「伝説の騎士エルロンド」など、複数のビデオゲームでも使用されているメロディだったりします。さすがに偶然とは思えませんので、海外のTV番組や映画に元ネタが存在するのではないかと以前から考えていたのです。
そんな感じの疑問を、ちょっとTwitterでつぶやいてみたところ、即効でレスポンスを頂きました。
おお、ソーシャルメディア万歳!(笑)

というわけで元ネタと思われる曲はこちら――



幽霊城のドボチョン一家 (YouTube)

「Groovie Goolies」(邦題「幽霊城のドボチョン一家」)。
アメリカで1970~1972年に放送されたTVアニメとのこと。実に40年前の作品です。うん、これは全く知りませんでしたね。
ともあれ、個人的には門・題・解・決!と非常にスッキリとした気分になりました。でも冷静に考えると、これって厳密には「スペランカー」が無断使用していることになるのかな?(笑)


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