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あなたのバンゲリング帝国はどこから? (ロードランナー編) [レトロゲーム]

 『チョップリフター』『ロードランナー』および『バンゲリングベイ』に共通の敵としてバンゲリング帝国が登場することは、今やレトロゲームファンの間でよく知られています。
(ただし、これらを指して「世界観を共有する三部作」と表現するのは適切ではないという指摘を過去に当blogで行っています。未読の方は是非ともご覧ください)

幻想のバンゲリング帝国
「バンゲリング帝国」が登場する第四のゲーム

 ところで上に挙げた三作品のうち、日本において最も多くのプラットフォームで発売されているのは『ロードランナー』です。しかしその発売タイトル数に比して、敵の名前がバンゲリング帝国であると明示されている例は少ない…と言われると、意外に思われるのではないでしょうか?

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MSX版『ロードランナー』の広告とアーケード大賞 [レトロゲーム]

100年前の「アーケード」ってどんなところ? 「アーケードゲーム」の語源を調べていたら、見世物小屋みたいな妙な自動機械がたくさん出てきた

 電ファミニコゲーマーにて、ゲームセンターや業務用ゲームを意味する「アーケード」との言葉の起源と、その定義の変遷を解説した記事が公開されています。
 かくいう僕自身、以前は「アーケード」という語を、商店街の軒先にゲームが設置されていたことにちなんでいるものと誤解していました。しかし実際には、100年以上も昔のアメリカにルーツを持つ言葉であることが同記事の中で示されており、ゲームファンには必読の内容となっています。

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ドラゴンスレイヤーへの道 [レトロゲーム]

dragon_slayer_msx.jpg
Dragon Slayer (MSX) (MobyGames)

 日本ファルコムが1984年にリリースした『ドラゴンスレイヤー』は、T&Eソフトの『ハイドライド』やコスモスコンピュータの『カレイジアスペルセウス』と並び、最初期に登場した国産アクションRPGとして知られます。
 もっとも厳密に言うと、『ドラゴンスレイヤー』はターン制の疑似リアルタイムRPGです。しかしその先駆性と、ゲーム自体の面白さを兼ね揃えた傑作であるとの評価に異論を挟む人は少ないでしょう。僕自身、パソコンでは最後発のリリースとなったMSX-ROM版(1986年)を、時間を忘れるほど夢中になってプレイしたことを覚えています。

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「NO MORE 映画泥棒」のCMとAtari 2600版『ドンキーコング』 [レトロゲーム]

“NO MORE映画泥棒”新CM公開。カメラ男が街中の逃走劇で華麗なアクションをくり広げる! (ファミ通.com)

 上に挙げた記事の通り、約6年ぶりとなる「NO MORE 映画泥棒」のCMの新作が公開されました。
 念のため説明しますと、「NO MORE 映画泥棒」とは劇場映画の盗撮や違法アップロードの防止を呼び掛ける啓発CMです。本編映像が始まる前に流れるため、日本の映画館へ足を運んだ経験がある人なら必ず目にしているでしょう。

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MSXの未発売ソフト『密林の秘宝(Whistler's Brother)』 [レトロゲーム]


MSXパーフェクトカタログ (G-MOOK)

MSXパーフェクトカタログ (G-MOOK)

  • 出版社/メーカー: ジーウォーク
  • 発売日: 2020/05/28
  • メディア: ムック


 2020年5月末発売の『MSXパーフェクトカタログ』を入手しました。
 このジーウォーク社のムックは、今までファミコン、メガドライブなどの家庭用ゲーム機を題材としてきました。そのため、ホームコンピュータに分類されるMSXが選ばれたことはちょっとした驚きでした。
 一方で、「主要家電メーカーが参集した統一規格機」との稀有な特徴を持ち、質・タイトル数ともに同時期の家庭用機と比べても遜色のないゲームソフトが発売され、アマチュアを含めて多くのプログラマーを育む孵卵器の役割をも果たしたMSXは、我が国のゲーム史を語る上で欠かさざるべき存在であることも事実です。
 最初のMSX規格機が発売された1983年より40年近くの年月が過ぎた現在において、網羅的にMSXのことを知ることができる書籍が商業出版されたことは単純に偉業だと思います。

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「セガブランド」初の家庭用ビデオゲーム [レトロゲーム]

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セガ設立60周年特設サイト

 セガ公式の設立60周年特設サイトが公開されました。
 現在のセガの前身となったのが、1960年に設立された業務用娯楽機器の販売会社である日本娯楽物産。厳密にはその源流として、ジュークボックスの輸入・レンタルを業としたサービスゲームズジャパンが存在しますが、半世紀以上にわたってアミューズメント産業の一端を担い続けてきたことに改めて敬意を表します。

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アタリVCS『E.T.』、eBayで未開封品が驚きの落札価格に! [レトロゲーム]

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E.T. The Extra-Terrestrial - Silver label - Atari 2600 (AtariAge)

 アタリが1982年に発売した『E.T. the Extra-Terrestrial』
「史上最悪のクソゲー」「アタリショックの元凶」といった悪評と共に、今や日本でもその名を知られるVCS(Atari 2600)対応ゲームソフトです。(もっとも『E.T.』にまつわる通俗的な評価は、多分に誤謬が含まれており、「実態よりも悪く言われている」というのが個人的な感想ですが)

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実は激レア!アタリ2800版『パックマン』 [レトロゲーム]

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Pac-Man Atari (USA) (2800)

パックマン (ATARI2800) - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~
 ゲームカタログ@Wikiに投稿されているアタリ2800版『パックマン』の記事は、かの悪名高い移植作の問題点が余すところなく紹介されており、一読をおすすめできる内容です。

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情報求む!謎のアタリ2800本体&ゲームコレクション [レトロゲーム]

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 2019年1月にヤフーオークションにて落札したアタリ2800一式に関する情報を募集します。

 このアタリ2800は「アタリグッズ3点 ATARI 2800本体 専用トランク ソフト31本 ビデオタッチパッド 付属」との品名で、本体、ゲームソフト、収納ケースおよび付属品等がまとめて出品されました。

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「バンゲリング帝国」が登場する第四のゲーム [レトロゲーム]

“バンゲリング帝国三部作は、『バンゲリングベイ』『ロードランナー』『チョップリフター』の世界観を共有する3作品を指す。”
バンゲリング帝国三部作 - Wikipedia

 日本語版Wikipediaに存在する「バンゲリング帝国三部作」との記事については、以前に当blogで批判したことがあります。
幻想のバンゲリング帝国

 確かに、1980年代前半にブローダーバンドが発売した『チョップリフター』『ロードランナー』および『バンゲリングベイ』には、ストーリー上の共通の敵として「バンゲリング帝国」が登場します。
 しかし、当のブローダーバンド自身がこれらを「三部作(Trilogy)」と過去に表明した事実があるとは寡聞にして知りません。そして、これらの作品におけるバンゲリング帝国は名前以外の共通点を見いだすことができず、「世界観を共有する」などと断定することはできません。
 端的に言うと、「バンゲリング帝国三部作」は出所不明な俗称であり、そしてWikipediaの記載内容は単なる誤謬の固まりに過ぎないのです。

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