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この図鑑がすごい! 『武器―歴史、形、用法、威力』 [日記・雑感]

相変わらず、『シヴィライゼーション3』にハマってます。
もう、寝ても覚めてもCiv3のことばかり考えていると言っても過言ではない状態です。
…いや、さすがに寝てる時は考えてないか?
まぁ、細かい事は置いておくとして、こんなにハマったSLGは光栄の『三國志』以来かもしれません。

最初は軍団兵ラッシュが楽しいローマを主に使っていたのですが、「鉄がなければハイそれまで」なことに気付いてから他の文明でもプレイしていますね。
そんなわけで、昨夜もクレオパトラさん率いるエジプトを選択してゲーム開始。宗教・勤労志向を生かして、ガンガン寺院を建てちゃうよ!
…気がつけば、ドイツとペルシャとバビロニアの板ばさみに合って、泣きそうになりながら長槍兵を量産していた感じの僕でした。戦争反対。

などと、Civ3の話ばかりしていても仕方がないので無理やり本題に移ります。




マール社の『武器―歴史、形、用法、威力』です。つい先日に古書店より購入しました。
僕が入手したのは82年の初版本。25年前に発行された本ですが、なんと現在でも重版されています。




本書は一言で言うと、“人類6000年の武器図鑑”。
木を削りだした棍棒、石斧、弓といった原始的な武器に始まり、青銅や鉄製の刀剣、火薬の発明によって生まれた火器、果てはミサイルや核爆弾、生物・化学兵器といった古今東西の“武器”と呼ばれるもの全てを、豊富な図版と共に紹介しています。




イラストは二色刷りですが、なかなかの情報量。
解説文も簡潔でわかりやすい。
本書は基本的に入門者向けであり、武器に関する緻密な知識を求めるには不向きかと思います。もっとも、世界史とか戦史とかさっぱりな僕にはこれぐらいが丁度よい感じです。




実はこの本とは偶然に近い形で出会ったのですが、まさに『シヴィライゼーション』シリーズでの戦闘ユニットの進化(弓兵→剣士→騎兵隊→戦車)を思い起こさせました。
関係無いですがCiv3って、国力無くすと「弓兵vs.戦車」みたいな悲惨極まりない戦争になりかねないんですよね。「いくらなんでもそれは非現実的だろ?」とモニターに向かってツッコみたくなります(笑)。




実際のところ、これらの武器の多くは「戦争」という人類の負の側面を支えてきたものです。
しかし同時に、本書が示す膨大な数の武器を眺めていると、常に新しい技術や方法を追い求め続けた「先人の英知」を感じずにはいられません。
即ち、“武器の歴史”とは人類の“創造の歴史”でもあるのではないでしょうか?



武器―歴史,形,用法,威力

武器―歴史,形,用法,威力

  • 作者: ダイヤグラム・グループ, 田島優, 北村 孝一
  • 出版社/メーカー: マール社
  • 発売日: 1982/12
  • メディア: 単行本

上に書いた通り、本書は25年もの長きにわたって版を重ねられています。
ロングセラーなのも大いにうなずけるほど、素晴らしい本だと思いますね。
歴史モノの映画やマンガが好きな方、イラスト描きの方は資料本として、そしてなにより『シヴィライゼーション』シリーズのファンには是非ともおすすめの一冊です。


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