『どきどき魔女裁判』、ネタ画像に海外ゲームファンが騙される [レビュー]
先日の「DS『どきどき魔女裁判』、海外での反応は?」の記事がなんだか好評です。
いくつかのblogやWEBサイトでご紹介頂いたようで、いつも駄文を書きなぐっている僕としてはたいへん励みになります。ありがとうございました。
やはり、SNKプレイモアの新作DSゲーム『どきどき魔女裁判(仮)』が気になるという方は多いようですね。
それで個人的に思い出したのが、今年のTGS直前に行われたWii Preview。任天堂の岩田社長が「戦っているのは“ユーザーの無関心”」と表明した件です。
これほどゲームファンの注目を集めている所を見ると、実はこの『魔女裁判』も任天堂の戦略の一環なのかもしれません。恐るべし、任天堂!
そんな『どきどき魔女裁判』ですが、今日も今日とて海外のニュースサイトを覗いていたところ、トンデモない記事を発見しました。
○SNK making child molester’s dream game (from Destructoid)
○THE GAME IS CALLED DOKIDOKI MAJOSAIBAN WHICH MEANS SOMETHING LIKE EXCITING WITCH TRIAL (from UK RESISTANCE)
「"child molester's dream game" (=幼女にハァハァしたい人の夢をかなえるゲーム)とは、これまたずいぶん毒のあるタイトルだなぁ」などと思いながら、ページを覗いてビックリ仰天!
『魔女裁判』と全く関係のない画像がスクリーンショットとして紹介されている上に、「Wiiでもリリースされるらしい」との説明まであります。
ちょっと!それ、ネタ画像だって!(笑)
これはおそらく、Kotakuからもリンクが貼られている、ブログちゃんねるさんの記事を(日本語がわからないまま)海外のゲームファンが読んだからでしょう。
○DSで幼女を触りまくるAVGが遂に発売!? (from ブログちゃんねる)
その結果、『魔女裁判』と無関係な画像が誤って伝わってしまった模様です。
コメント欄の方も、
「大爆笑!」
「あの国ではよくあること」
「任天堂、正気か?」
「どう見ても相手は子供じゃねぇかぁぁぁ!!!!」
「失望しました…」
「それでも僕は日本が好きだよ!」
などと、悲嘆と憤慨が入り混じりあってる感じ。
中には、「皆も知っての通り、日本は性犯罪の発生率が低い国なんだよ。それって、こういう“はけ口”があるからじゃないかな?」などと、もの凄い勢いでマジレスしている方もいたりして大変なことになっています(笑)
まぁ、フェイクだとはそのうち気づくでしょうけど。
それにしても欧米って、“幼女性愛”に対しては我々が思うよりもかなり厳しい社会なんだなぁと改めて考えさせられました。
欧米人のANIMEファンの悩みで、「MoeなBishoujoキャラが好きなんだけど、他人からペドフィリアだと見られないか心配だ」などと嘆く声を聞いたことがあります。
日本ではほとんど問題にされない“萌え”的な女性の描写も、欧米人からすれば「幼女」だと認識されてしまうんですね。
あ、最後に蛇足ですが一点だけご報告。
前回の記事と同様に、「相手は魔女」の部分は全くツッコまれていませんでした。クリスチャンよ、本当にそれでいいのか?(笑)
(06/10/19) さらにこの話には続きがあります。詳しくはこちらをどうぞ。
○『どきどき魔女裁判』、その後の海外での反応
こんばんは。
秋葉原の某書店に行きますと、ご熱心に品定めされている
異人さんが、たまにおられますね。
ご様子から察するに、おそらく本国では望むべくもない
もののようです。まぁ毒も薬もさじ加減一つ
とにかくSNK万歳ということで。
by swimie (2006-10-12 01:03)
そうか、swimieさんはSNKファンなんですよね。
なんだか、ものすごく間違った方向に進んでいる気がしますが、いいんでしょうか?(笑)
by loderun (2006-10-12 12:01)
白い猫も黒い猫もネズミを捕る猫は良い猫だ
ということで、世の中の欲望をかき集め、それを
3Dの侍に結晶化していただければ、私はもう他に
望むものはありません。
by swimie (2006-10-12 23:18)
>世の中の欲望をかき集め、それを3Dの侍に結晶化
それって『デッドオアアライブ』並に、女性キャラばかりのゲームになりそう。覇王丸美さんとか橘右京子とか(笑)
by loderun (2006-10-15 20:41)