絶対に負けられない戦いが、そこにはある ― TGS2006閉幕 [PC・ハードウェア]
記事に取りあげるのがすっかり遅くなってしまいましたが9月22日~24日と、毎年恒例の東京ゲームショウが幕張メッセで開催された。
今年のTGSで最大のサプライズは、やはりPS3の価格改定の報だろう。正直、次世代機については既に材料が出尽くしたものとタカをくくっていました。
○東京ゲームショウ2006・基調講演、久夛良木健SCEI代表取締役社長兼CEO
「プレイステーション」が創り出す夢……いま始まる (from GAME Watch)
○東京ゲームショウ2006:
これまでより、これからの10年のほうが刺激的――久夛良木氏基調講演 (from IT Media)
いや、ホントに驚き。
何が驚いたかって、SCEにしては珍しくちゃんと税込金額で発表したことが(笑)
それはさておき、すでに多数の方が指摘しているかと思うが、今回のPS3の値下げの意図は明白だ。
「次世代AVプレイヤー&ネットワーク端末」という当初の路線から一歩退き、とりあえず「ゲーム機」として普及を図ろうとする方針転換の表れである。
○PLAYSTATION 3 49,980円が意味するSCEの戦略転換 (from PC Watch)
もちろん、ほとんどすべてのゲームファンは今回の値下げ(あと、20GBモデルへのHDMI端子搭載)
を歓迎していると思う。安く買えるなら、それに越したことはない。
しかしSCEの立場からすれば、これは「背水の陣」以外の何者でもないだろう。PS3は、「絶対的な勝利を宿命づけられたハード」として生み出されることとなってしまった。
果たして、久夛良木氏がPS3に夢見る「ネットワークコンピューティング」は、実現することができるのであろうか?
あ、最後になりましたがTGS10周年の記念企画、テレビゲームミュージアムは非常にナイス!是非とも毎回やって欲しい。
(おまけ)
○ゲームショウ2006:閉幕 過去最高19万2000人にコンパニオンも見送り
ゲームショウ恒例、毎日新聞のコンパニオン特集(笑)
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