【感想】 チーム★アメリカ ワールドポリス [日記・雑感]
チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2005/12/09
- メディア: DVD
○『サンダーバード』インスパイアな人形特撮作品。
結論から言うと、最高のバカ映画でした。アメリカ~♪ファック イェ~♪
○ただし、明らかに「人を選ぶ」内容です。さもないと、
(例:間違った感想)
「最初は戦争を皮肉った作品かと思ったが、リベラルな芸能人も惨殺してたりして製作者の意図がよくワカラン」
などと言う羽目に陥ります。
要するに、右も左も含めて“アメリカ的価値観”のすべてがFuckだと製作者は言っている訳ですね。いいぞ、もっとやれ(笑)
○ただ、非常に困ったことに特撮が素晴らしすぎます。パペット映画としては史上最高の出来かと。(もっとも僕は『聖石傳説』を見てませんが)
こんなバカ映画でもフルスイングな仕事をするアメリカ人に感服。
○あと、「北の国」の「将軍様」の作りこみが異常。アメリカ人にとっては、極東最貧国の独裁者も所詮はギャグの対象なのでしょう。でも、あんな国が隣にある日本の身にもなって下さい(笑)
○個人的には、メイキングで製作者が語った「ハリウッド的大作アクションのパロディーを目指したが、実際にやってみてブラッカイマーの大変さがよくわかった」とのセリフに微笑みました。
“高いレベルのバカ”をやるって意外と困難なんですよね。
○以下、僕のツボだった点
・ 「パールハーバー」の歌 (サントラでの曲名はThe End of an Act)
・ パナマのシーンにラジニ・カーントそっくりの人形が登場 (たまたま似ただけだと思うけど)
・ 僕が敬愛するバカ映画、『インデペンデンスデイ』の爆発へのオマージュ
・ 金正日宮殿突入時の『スターウォーズ』→『マトリックス』のパロディ
○間違っても、女性と一緒に見てはいけません。(ただし、相手がバカ映画に理解があるなら別)
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