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【Civ4BtS】 徳川戦記 中編 [日記・雑感]

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BC300年頃の世界地図。

今回のプレイで生成されたマップは、3つの大陸で構成されている。
まず、我が日本とエチオピア、マヤ、シュメールが位置する東部大陸。中国とエジプトが同居する中部大陸。そして、アラブが陣取る西部大陸だ。
・・・もっとも、この時点でプレイヤーである僕は、中国より西の文明の位置は把握していなかった。ただし沿岸を航行する作業船を通じて、エジプトやアラブとは接触している。

いかにして技術的なアドバンテージを得るかが、Civ4をプレイする際の重要な課題の一つだ。
日本文明の内政能力が低いことは拭いようの無い事実である。正攻法ではとうていAIの研究スピードに太刀打ちできない。
ならば逆に考えて、AIの発展を妨げるような策略を仕掛けるというのはどうだろう?つまるところ競争とは相対的なものであり、自国よりも他国の歩みが遅くなればよいのだ。

まず東部大陸に関しては、離間の計を仕掛ける。
具体的な手順を述べると、ヒンズー聖都ムタルおよびユダヤ聖都チチェン・イッツァに僧院を建設し宣教師を生産。次いでエチオピアにユダヤ教を、シュメールにヒンズー教を徹底的に広めるのだ。
狙い通り、AD520年にシュメールは国教をユダヤ教からヒンズー教へと改宗。後はエチオピアとシュメールの間で異宗教に対する悪感情が育つのを待てばよい。これで、両国間の技術交換をつぶすことができる。
あわよくば宗教対立という名の小さな種火が、戦争という大火となって燃え上がってくれるものと期待している。

また、海外の三文明に対しては鎖国政策を実行する。相互通行条約は絶対に結ばない。
その理由は、日本以外の東部大陸の文明との接触を絶ち、技術交換や交易の機会を奪うためだ。特にエジプトとアラブは、日本が国境を開放しない限り、東部大陸へ渡ることができない。

しかしこの策には一つ難点がある。それは、東部大陸のエチオピアやシュメールとは相互通行条約を結んでいるため、彼らの船舶は中部大陸に渡ることが可能であることだ。そうなれば海外文明と出会ってしまう。

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この問題は、東部大陸に3つ存在する蛮族都市に助けられた。
実はCiv4のAIが操る作業船やガレー船は、蛮族の都市圏を見ると目前で引き返してしまうのだ。

こうして我が日本は、全文明と外交チャンネルを持つ唯一の国となった。極めて有利な立場で、技術交換や交易に臨むことができる。

ちなみに、研究ルートに関しては美学→文学を取得している。
狙いはもちろん、アレクサンドリア図書館とシュエダゴン・パゴダ。
アレクサンドリア図書館は科学研究を推し進め、シュエダゴン・パゴダでいち早く信教の自由を採用することにより宗教対立から身を引くことができる。領内に加速資源が存在することもあり、どちらも無事に完成させることができた。
ただアレク図書館を建てると、偉大な預言者の誕生は当分期待できない。せっかく聖都を二つも所有しているのだから、本当は序盤に礼拝堂を建てることができれば金銭収入が助かるのだが。この辺りはいつも頭を悩ませるところだ。

・・・そして時代は中世に。

AD740年 マヤ、シュメールに自発的属国化
AD760年 シュメール&マヤ連合、エチオピアに宣戦布告


遂に世界が動き始めた。
ヒンズー教国とユダヤ教国との間で勃発したこの戦争は、先に結論を述べるとAD1240年まで続く。
500年近くに渡って繰り広がられた戦争によって、エチオピアとシュメール両国の発展は大いに阻害されることになる。


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1100年頃の技術開発状況。
哲学、教育を完全に独占し、自由主義は残り1ターンで研究を終えるところまでビーカー注入済み。

やはり、AIに対する離間工作と国交阻止の効果は大きかった。
この時点で日本に次いでもっとも外交チャンネルが多い国はシュメール(日本、エチオピア、マヤ、中国と接触済み)。ただ、前述の通りエチオピアとは交戦中であるし、属国マヤは領土が狭いスコア最弱国だ。
またアラブ、エジプトに至っては、いまだに日本を除く東部大陸のどの文明とも出会っていない。
そもそも、中国、エジプト、アラブがそれぞれ国教を異にしていたのは好都合であった。この三国は、総じて仲が悪い。

他文明は技術交換も満足にできず、ひたすら自力で研究を進めることを余儀なくされている。これ以上ないほどの理想的な展開だ。

(続く)
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