偏愛ゲーマー的書評 「ARCADE MANIA! THE TURBO-CHARGED WORLD OF JAPAN'S GAME CENTERS」 [レビュー]
英文版 ゲーセン・マニア - Arcade Mania: The Turbo World of Japan's Game Centers
- 作者: Brian Ashcraft
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: ペーパーバック
LittleNightCarnivalさんのところの掲示板で知りました。
本書は一言で言うと、「ガイジン向けのゲーセン案内本」。
全9章構成、190ページの単行本サイズです。
(内容)
・プライズゲーム
・プリクラ
・音ゲー
・STG
・格闘ゲーム
・ギャンブルゲーム(麻雀、ぱちんこ)
・専用筐体モノ(エレメカ、体感ゲーム、ガンシュー)
・レトロゲーム
・カードゲーム
基本的に、日本のゲーセンの"現在"にスポットを当てています。ただし、歴史の解説についても可能な限り取り入れている印象。
内容の正誤については改めて確認してみますが(とりあえずギャラガの写真に"GALAXIAN"とのキャプションが付いてるミス発見!)、ゲームクリエイターへのインタビューやカラー写真も多く掲載されており、少ないページ数にもかかわらずよくまとまっているなと感じました。
個人的には、麻雀ゲームをどのように紹介しているのか気になっていたのですが、やはり当然というべきか現在のネット対戦麻雀の話がメイン。残念ながらニチブチとかホームデータとかダイナックスとかの話はありません(笑)
記事冒頭に書いたとおり、本書はあくまで「日本のアーケードシーンを知らない海外ゲーマー向け」です。
日本に住む我々としては、わざわざ英語で書かれたこの本を読むよりも、2100円分のコインを握り締めて実際にゲーセンへ足を運ぶべきなんでしょうね。
タグ:ゲーム
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