Wiiは「解毒剤」になり得るのか? [日記・雑感]
○ゲーム離れしかけてる奴集まれ (from ニュー速クオリティ)
○2ちゃんねる 元スレッド
はは、見事に「やる気がしない」のオンパレードですね。
とはいえ、これは笑っていては済まされない事態だろうなぁ。
例えば先日にC-NEWSが、インターネットユーザーに対して行った家庭用ゲームの保有・利用状況等に関するアンケートの結果を公表した。
残念なことに有料会員でなければ全文が読めないようだが、公開されている部分だけでも十分興味深い内容である。
○ゲームの利用と購入:今後購入する予定があるゲーム機は、「プレイステーション3」「ニンテンドーDS Lite」 (C-NEWS)
本体6万のプレイステーション3を「購入予定」と答えた人が2割強にも及んでいた点はともかくとして(笑)、注目してほしいのは次の部分。
「2、3年前と比べて、ゲーム機でゲームをする時間」が『増えた』のは1割半ば、『変わらない』が2割、『2、3年前はゲームをしていなかった』が3%。
『増えた』と答えた割合は、男性の1割に対し女性は2割強と倍以上。『減った』と答えた6割強の回答者に「一番の原因」を聞いたところ『仕事や勉強、育児などでゲームをする時間がなくなったから』が5割弱、『ゲームをするのに飽きたから』が1割半ば。
現在、「ゲームはしない」という回答者以外に、「ゲームとの関わり方」を聞いたところ『ゲームは好きだが、趣味の中心というほどではない』が5割半ば、『ゲームは暇つぶしという程度で、それほど好きではない』が4割弱、『ゲームが趣味の中心で、熱心に遊んでいる』が1割。
「趣味の中心」は、男女とも10代の割合が高い。
まず、『仕事や勉強、育児などでゲームをする時間がなくなった』との理由は、単純にうなずける。
良くも悪くも我が国では、幼き頃にファミコンブームの直撃を受けた“コンシューマー機・ファースト世代”が、ビデオゲーム市場の一端を支えてきた。
そんな彼(or彼女)らも、今や30歳以上。社会生活が多忙を極める年代…のはずだ。
しかしよく考えてみると、いくらなんでもゲームファンの半数以上が、余暇時間の全く無い生活を送っているとは思えない。
故に『時間が無い』とは、ある意味でエクスキューズ(言い訳)に当るのではないかと僕は考える。真の原因は他にあるはずだ。
ここで記事中に示されている円グラフより、「ゲームをする時間が減った」他の原因を見て欲しい。
意外にも、『ゲームの内容が難しくなったから』(1.7%)や、『ゲームをクリアするのに時間がかかるから』(4.5%)の割合は少ない。また、『ほかの機器でゲームをするようになった』との回答は、結果的にゲームから離れていない層なのでまだ“軽症”の域だろう。
やはり深刻なのは、『面白いゲームがなくなったから』(8.8%)と、『ゲームをするのに飽きたから』(13.8%)の部分だ。
統計上は2割程度の回答ではあるが、現在のビデオゲームファンが潜在的に感じている不満はこの二点に尽きるのではないのだろうか?
そんなわけで、以上は長い長い前置きである。
既に知っている人も多いだろうが、一昨日に開催された「Wii Preview」終了後のインタビューを報じた記事より。
○戦っているのは“ユーザーの無関心”――岩田社長と宮本専務との一問一答 (from IT Media)
○岩田氏、宮本氏が語る「Wii」
ユーザー体験会を11月に名古屋、大阪、幕張で開催
戦っているのは“ユーザーの無関心”か、なんとも力強い言葉だね。
ゲームファンの中にとぐろを巻く「倦怠」という名の毒は、かなり根が深いように思える。ひょっとするとWiiですら、この毒を打ち破ることは難しいかもしれない。
果たして、Wiiが発売される2006年12月に何が起きるのか?僕たちは間違いなく、ビデオゲームの転換期を目の当たりにしようとしている。
中々面白い内容ですな(笑)
多分、第一(ゲームウォッチ)世代と第二(ファミコン)世代での温度差も凄いし、第二世代とそれ以降(第三世代のPS、SS。第四世代のPS2、DC)との差もっと酷いと思うんですよ。
それに、クリエーター側がどの世代、どういう客層にターゲットを絞って作成しているのか分からないゲームが多過ぎるのも問題ですね。
まぁ、乱立出来る原因は「実は同人レベルの作成能力でゲームが作れる上に、SONYから開発支援があったPlayStationの存在」としか思えないのが僕ですけどw
そう考えると、セガのハードは開発側の敷居が高かったのかもしれません。
ちなみに、プレイヤーとしての意見は・・・やろうと思ってもモチベが維持出来ないってのは多分2年前では想像すら出来なかったかと(笑)
むしろ、充実していないからやる気がしないというのもありますw
そりゃ「だめだめさ~ん」になりますわ(笑)。
by Aya (2006-09-17 00:42)
nice!ありがとう!
ん~、電子ゲームが流行ったのは80~83年くらいと短期間であり、まさにビデオアーケードが隆盛していた時期と重なります。
初期のファミコンのセールスポイントには、「マリオやドンキーコングといったアーケードゲームが自宅でプレイできる!」という面がありました。そんなわけで、“ゲームウォッチ世代”と“ファミコン世代”って、ダブってる部分が多いんじゃないかと思います。
あと、“ゲームの乱立”という点では、かつてのFCやSFCの方が酷かった気がしますね。なにしろ「課長島耕作」がゲーム化されちゃってた程ですから(笑)
やっぱり、最近のゲームがつまらない理由はセガハードが無いからだ!そうに違いない!
by loderun (2006-09-18 11:52)
課長~とかたけし、美味しんぼ等の現状ではバカゲーに属するゲームは「ある意味チャレンジ」と受け取れますよ(笑)
きみしね、は「バカゲーっぽく見せた普通のゲーム」だったのに驚いたり(笑)
・・・あの音楽が原因かもしれないw
by Aya (2006-09-19 01:14)
>やっぱり、最近のゲームがつまらない理由はセガハードが無いからだ!そうに違いない!
同感です!
ドリームキャストが、セガハードが死んだ時、数多くのゲーマーの魂も死んだに違いない!(血涙)
そんな彼らの魂を救済できるのはPS3でもWiiでもなく、新しいセガハードです!そうに決まってる!
妄想発言の数々、お許しください。
by (2006-09-19 02:12)
>>Ayaさん
そうなんですよね。僕がバカゲーが好きな理由は、そこに「製作者のチャレンジ」を見ることができると思うからなんです。
そういう意味で、最近のバカゲーはいまいち。なんか、「セリフが予め決まっているお笑い番組」を見てるみたい。
>>マサCさん
そもそも僕自身が妄想の塊のような人間なので、全く問題ありません。
そういえばセガって、他メーカーが開発中止しまくりなPS3に、4タイトルも投入すると発表していてます。これはもしかして、PS3がセガ的ハードになるという予兆!?(笑)
by loderun (2006-09-19 18:50)