人民の人民による人民のためのレトロアーケードショウ "California Extreme 2006" [レトロゲーム]
○California Extreme Classic Arcade Games Show
ああ、アメリカ人のアグレッシブさには、毎度のことながら感心させられます。
つーわけで、カリフォルニア州サンジョゼにて、今週末の6月8、9日と開催されている"California Extreme 2006"は、レトロアーケードを集めたゲームショウである。
驚くべきことにこの"California Extreme"は、民間のコレクターが主催するイベントなのだ。
要するに、営利目的というよりも、「レトロアーケードファンの交流会」的な色合いが強いわけだが、その規模が半端じゃない。
なんと、ビデオゲームやピンボールマシンの実機が200台近くも出品されている。(ちなみに、すべてのゲームはタダでプレイ可能)
とりあえず、公式ページの"Why a games show?"(なぜ、こんなゲームショウを行うのか?)の文章を読めば、彼らの意気込みが理解できると思う。
(原文)
Arcades were once a fixture on the American urban landscape, and games were plentiful in rural cities too. The closest heir of today is the so-called "Family Entertainment Center", which is populated with a myriad of devices designed only to take your coins quickly and leave you with a pile of tickets, which you exchange for cheap, trashy toys. This is entertainment?
(オレの超意訳)
かつてのゲームセンターは、アメリカの“都市の風景”の一部であった。もちろん田舎でも、アーケードゲームは数多く見られた。
しかし今日のゲーセンは、"Family Entertainment Center"(家族客向けの娯楽場)とでも言うべきものに成り下がっている。そこにあるのは、ムダにコインを消費させるだけのゲーム機ばかり。そして手元に残るのは、安っぽくてくだらない交換景品だ。
ふざけるな、これが娯楽だって!?
をを!アツイゼ!アツイゼ!アツクテ シヌゼ!!!
というわけで、海の向うのゲームファンの熱意に、改めて敬意を感じたオレでした。
それにしても、実機200台がタダでプレイできるのか。う~ん、羨ましい。
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