「1チップMSX」 予約開始! [PC・ハードウェア]
アスキーHPより、5月20日から受付を開始しました。
現在、予約数は700台ほど。最低受注数量の5000台まで、残り4000台以上だ。
大丈夫、累計出荷台数500万台を誇ったMSXなのだから。
「5000台に足りなければ自分がポケットマネーを使ってでも発売させる」などと公言した西氏の手を借りずとも(笑)、1チップMSXはきっと発売数に達してくれると信じている。
ところで、ここで唐突に話は変わるのだが、MSXマガジン永久保存版3で個人的に最も面白かった記事がカシオのMSX開発者達の座談会だ。
後発メーカーながら計算機開発で培ったノウハウを生かし、当時で29,800円という脅威的な価格のMSX ― PV-7をリリース。その裏には単なる「価格破壊」だけでなく、「ライバルはファミコン」との極めて明確な販売戦略が存在したことが明かされている。
「ゲームマシン」としてのMSXの可能性に、どのメーカーよりも先に気づいていたのは実はカシオだったのだ。
そういう訳でMマガの記事を読んで以来、カシオ開発部渾身の片面基板を実現したPV-7や、独自の音源チップを搭載していると言うMX-101の実機を改めて手にしてみたいと思っている。
YAHOOオークションを覗いてみたところ、両方買っても一万円でお釣りが来そうな感じだ。正直、買おうか買うまいか激しく悩んでいる。
せっかくだから1チップMSXと、「元祖19,800円」のカシオのMX-101を並べて置いてみたいのだな(笑)
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○老兵は死なず ― 「MSX WORLD 2005」
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