【いちおう18禁】 海外電脳アダルト事情 [レビュー]
*注意 今回の記事はリンク先にアダルトサイトを含みます。
このblogを開設するにあたって、「政治・宗教・アダルトの話題を取り上げるのはやめよう!」と心に誓っていたのですが、今回は禁を破ることにします(笑)。
その理由はゲームシーンを語る上でエミュレーター、暴力表現、版権問題などと同様に、アダルトコンテンツも無視できない要素であるからです。
という訳で、Wired Newsからこちらのニュースを。
○出会い系サイト+サイバーセックスの新サービス(上)
○出会い系サイト+サイバーセックスの新サービス(下)
はは、さすがアメリカ人。ネットハンティングなどと考え付くようなお国はやることが違いますね(笑)
ネットハンティングについては、「不道徳だ!」との批判が数多く寄せられたことに対して、問題のlive-shot.comが行った釈明が凄い。曰く、「体を自由に動かすことができない身体障害者にも狩猟の門戸を開くことができる」などと答えたとか。
話が逸れたけど、この「ハイ・ジョイ」、"サイバーセックス”などと言うと聞こえはいいが、要するに見知らぬ相手とビデオチャットしながらお互いネットコントローラブルなバイブを操作しあうオンラインサービスである。う~ん、やっぱりアメリカンなセンスだな。
ただ記事を読むとわかるように、ライターさん(女性です)は「ハイ・ジョイ」を試用した上で、極めて真面目にレビューしている。
最高のサイバーセックスとして、テキストで一緒に作り上げる幻想のレベルがある。
場所や雰囲気、ムードを共に創作し、そこに浸りきるというものだ。イスラムの後宮でのジャスミンの香り、大理石の床に落ちるベールの音、肌にかけた蜂蜜の味などを、お互いに描写しあったりする。
などと、テキストベースのチャットによる"サイバーセックス”の素晴らしさを力説していたりして、有無を言わさない説得力を感じる。
もちろん日本でもYahoo!チャットとか存在する訳で、利用者の中には毎晩見知らぬ相手とビデオチャットで“愛の交歓”に勤しんでいる人もいるかもしれない。
しかし、遠隔バイブの利用にまで踏み切ってしまうアメリカ人を思うと、「エロに国境は無い」などという言説にちょっと疑問を感じてしまう。
「詫び、寂び」が伝統の日本人と、彼の国の人との気質は本質的に異なる気がしてならない(笑)
ところで、この「ハイ・ジョイ」は男性と女性の双方の利用を前提としている。では完全に男性向けのデジタルコンテンツはどうかというと、同じくWired Newsからこちらの記事を。
○リアルさが売り、ポルノ女優とのセックスゲーム(上)
○リアルさが売り、ポルノ女優とのセックスゲーム(下)
実在するポルノ女優をリアルな3Dグラフィックで再現したアダルトゲーム、『VirtuallyJenna』を紹介している。画面の中で微笑む彼女たちを、プレイヤーの望むままに扱う(つまりSEXだね)ことができるという代物。
平たく言うとアメリカ版のエロゲーなんだけど、これまたリアルだね。発想といい、ゲームのデザインといい(笑)
例えば、日本でもAV女優さんを3Dモデル化したソフトを出すとしよう。
最近人気があるのは誰かな?蒼井そらとか?僕の世代だと桜木ルイなんか思い出したりするけど(激しく年がバレるね)。とにかくそんなゲームが仮にリリースされたとしても、絶対に売れないと断言する。
なにしろ、日本は毎日小学生新聞にも解説が載るような「萌え」の国なのだから。
という訳で、我が国のアダルトゲームについては、いずれ当blogで触れてみたいと思っている。
どうでもいいが、上にあげた毎日小学生新聞を紹介したIT Mediaの記事より、
○小学生でも分かる「萌え」
「萌え」なる言葉の定義は諸説あるが、このほど毎日小学生新聞に子ども向けの解説が掲載され、萌えウォッチャーの話題になっている。
「萌えウォッチャー」っていったいどこの誰だよ(笑)
(2005/10/6 タイトル改題・記事内容変更)
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