【艦これ】 闇を切り裂け、探照灯 ― 深海東洋艦隊漸減作戦（4-5）攻略 [レビュー]
『艦隊これくしょん』において、2015年6月に追加されたEO海域の深海東洋艦隊漸減作戦（4-5）。
艦隊編成の自由度こそ高いものの、海域ボスの港湾棲姫は最終形態で能力が大幅に上昇。支援艦隊を使用することができないため、純粋に第一艦隊6隻の力が求められる高難易度ステージです。「戦艦5隻を投入してようやく勝てた…」「これを毎月クリアするのはつらい」などと言った声も珍しくありません。
しかし個人的には、全く別の印象を受けました。
ボス戦で安定してS勝利を取ることは厳しい。しかし、ゲージ破壊自体はそれほど難しくないのではないか、と。
以下、大和型未使用、ケッコン艦無しの条件で、戦艦と空母の合計数が3隻以下で進撃できる中央ルート（C-F-J）での攻略を検討してみます。
■港湾棲姫について
上にも書いたとおり、本海域の攻略を困難なものとしている最大の理由が、ゲージ破壊時に登場する港湾棲姫の最終形態です。耐久値（HP）490、火力180――そして意外に見落とされがちですが装甲も177と高い。これは戦艦棲姫の装甲値160を上回ります。
確かに港湾棲姫に対しては、特攻効果のある三式弾が有効です。ところがニコ動でプレイ動画を見ていると、高火力を誇る長門型や扶桑型改ニの夜戦連撃でも、合計で200以下のダメージしか与えることができず撃ちもらしてしまうケースをよく目にします。
■カギは夜戦装備
そこで、個人的に注目したいのが探照灯と照明弾。4-5攻略にあたり、装備スロットを潰すことになる夜戦装備を敬遠している人は多いのではないでしょうか。
しかし、これは15年春イベントの泊地水鬼の時にも感じたことですが、装甲値の高い陸上型の敵に対しては、夜戦装備が多く発動しているほど明らかに与ダメージの出方が違うのです。
上のスクリーンショットは夜戦装備が2つ以上発動した状況で、港湾棲姫に夜戦連撃の一発のみで200ダメージ以上を与えている様子になります。おそらくクリティカル補正が掛かっていると思いますが、連撃二発あわせて300ダメージ台、あわよくば400ダメージ以上も視野に入る数字です。（これは夜戦装備の命中値向上によりダメージ計算式で良い値が出やすくなるからなのか？内部仕様のことは正直よくわかりません）
ともあれ、この夜戦装備戦法による4-5ゲージ破壊の方針としては
（１） 昼戦でボスに対し何発かダメージが入り、残りHPを約300以下に削った状態で夜戦クリティカル弾が当たれば勝ち。
（２） 仮に昼戦を終えた時点でボスが無傷であっても、夜戦で健在な艦2隻がボスを狙えば勝ち。
といった形をイメージできると言えるでしょう。
■艦隊編成案
○重巡or航巡3、戦艦2、空母1
以上を踏まえて、ここからは実際の編成案を検討していきます。
重巡、戦艦に主砲2門と三式弾を搭載すると、残りの装備枠は一つしか余りません。そのため、探照灯や照明弾を搭載するためには弾着観測射撃を捨てることになります。
上の編成は、6月のゲージ破壊成功時に使用したもの。旗艦の羽黒に探照灯、2枠目妙高に夜偵を装備しています。
○重巡or航巡2、大淀、戦艦2、空母1
大淀の強みは、装備スロット数の多さ。対空カットイン装備やWG42など色々試してみましたが、個人的には連撃装備+照明弾、探照灯の組み合わせが好感触です。上の例では旗艦の妙高に夜偵を搭載し、夜戦装備全発動を狙っています。
○重巡or航巡2、雷巡or阿武隈改二、戦艦2、空母1
支援艦隊を使用できない海域において、甲標的の先制攻撃は強力。ただし雷巡は探照灯、水上機を搭載できないため照明弾を選ぶことになります。先日に実装された阿武隈改二であれば、12.7砲後期型、甲標的、探照灯という組み合わせがおすすめ。夜戦での攻撃は単発になりますが、撃ちもらしたザコの掃除に期待。
■実戦例
ちょうどこの記事を書いている最中に、今月分の4-5攻略で素晴らしい戦果を挙げることができたのでご紹介。
大淀編成。中破艦無しの好条件でボス最終形態に到達。
交戦形態は反航戦。砲雷撃戦を終えた時点で、敵艦を一隻しか沈めることができず。しかしボスHPは残り324、一筋の希望が見える状況。
夜戦突入。大淀の探照灯、照明弾が発動！
旗艦の高雄が浮遊要塞を、3枠目足柄がル級改戦艦を撃沈。一方、敵1枠目ボスの攻撃は探照灯を発動した大淀へ。
最後は4枠目の榛名が、ボスに計366ダメージの連撃を叩き込みゲージ破壊！
実際のところ、この夜戦装備戦法はボス撃破率が劇的に向上するというわけではないと思います。それでも、状況次第でワンチャンスを期待できるのは大きい。戦艦と空母を並べる重量編成での攻略にお疲れの方は、一度お試しあれ。
艦隊編成の自由度こそ高いものの、海域ボスの港湾棲姫は最終形態で能力が大幅に上昇。支援艦隊を使用することができないため、純粋に第一艦隊6隻の力が求められる高難易度ステージです。「戦艦5隻を投入してようやく勝てた…」「これを毎月クリアするのはつらい」などと言った声も珍しくありません。
しかし個人的には、全く別の印象を受けました。
ボス戦で安定してS勝利を取ることは厳しい。しかし、ゲージ破壊自体はそれほど難しくないのではないか、と。
以下、大和型未使用、ケッコン艦無しの条件で、戦艦と空母の合計数が3隻以下で進撃できる中央ルート（C-F-J）での攻略を検討してみます。
■港湾棲姫について
上にも書いたとおり、本海域の攻略を困難なものとしている最大の理由が、ゲージ破壊時に登場する港湾棲姫の最終形態です。耐久値（HP）490、火力180――そして意外に見落とされがちですが装甲も177と高い。これは戦艦棲姫の装甲値160を上回ります。
確かに港湾棲姫に対しては、特攻効果のある三式弾が有効です。ところがニコ動でプレイ動画を見ていると、高火力を誇る長門型や扶桑型改ニの夜戦連撃でも、合計で200以下のダメージしか与えることができず撃ちもらしてしまうケースをよく目にします。
■カギは夜戦装備
そこで、個人的に注目したいのが探照灯と照明弾。4-5攻略にあたり、装備スロットを潰すことになる夜戦装備を敬遠している人は多いのではないでしょうか。
しかし、これは15年春イベントの泊地水鬼の時にも感じたことですが、装甲値の高い陸上型の敵に対しては、夜戦装備が多く発動しているほど明らかに与ダメージの出方が違うのです。
上のスクリーンショットは夜戦装備が2つ以上発動した状況で、港湾棲姫に夜戦連撃の一発のみで200ダメージ以上を与えている様子になります。おそらくクリティカル補正が掛かっていると思いますが、連撃二発あわせて300ダメージ台、あわよくば400ダメージ以上も視野に入る数字です。（これは夜戦装備の命中値向上によりダメージ計算式で良い値が出やすくなるからなのか？内部仕様のことは正直よくわかりません）
ともあれ、この夜戦装備戦法による4-5ゲージ破壊の方針としては
（１） 昼戦でボスに対し何発かダメージが入り、残りHPを約300以下に削った状態で夜戦クリティカル弾が当たれば勝ち。
（２） 仮に昼戦を終えた時点でボスが無傷であっても、夜戦で健在な艦2隻がボスを狙えば勝ち。
といった形をイメージできると言えるでしょう。
■艦隊編成案
○重巡or航巡3、戦艦2、空母1
以上を踏まえて、ここからは実際の編成案を検討していきます。
重巡、戦艦に主砲2門と三式弾を搭載すると、残りの装備枠は一つしか余りません。そのため、探照灯や照明弾を搭載するためには弾着観測射撃を捨てることになります。
上の編成は、6月のゲージ破壊成功時に使用したもの。旗艦の羽黒に探照灯、2枠目妙高に夜偵を装備しています。
○重巡or航巡2、大淀、戦艦2、空母1
大淀の強みは、装備スロット数の多さ。対空カットイン装備やWG42など色々試してみましたが、個人的には連撃装備+照明弾、探照灯の組み合わせが好感触です。上の例では旗艦の妙高に夜偵を搭載し、夜戦装備全発動を狙っています。
○重巡or航巡2、雷巡or阿武隈改二、戦艦2、空母1
支援艦隊を使用できない海域において、甲標的の先制攻撃は強力。ただし雷巡は探照灯、水上機を搭載できないため照明弾を選ぶことになります。先日に実装された阿武隈改二であれば、12.7砲後期型、甲標的、探照灯という組み合わせがおすすめ。夜戦での攻撃は単発になりますが、撃ちもらしたザコの掃除に期待。
■実戦例
ちょうどこの記事を書いている最中に、今月分の4-5攻略で素晴らしい戦果を挙げることができたのでご紹介。
大淀編成。中破艦無しの好条件でボス最終形態に到達。
交戦形態は反航戦。砲雷撃戦を終えた時点で、敵艦を一隻しか沈めることができず。しかしボスHPは残り324、一筋の希望が見える状況。
夜戦突入。大淀の探照灯、照明弾が発動！
旗艦の高雄が浮遊要塞を、3枠目足柄がル級改戦艦を撃沈。一方、敵1枠目ボスの攻撃は探照灯を発動した大淀へ。
最後は4枠目の榛名が、ボスに計366ダメージの連撃を叩き込みゲージ破壊！
実際のところ、この夜戦装備戦法はボス撃破率が劇的に向上するというわけではないと思います。それでも、状況次第でワンチャンスを期待できるのは大きい。戦艦と空母を並べる重量編成での攻略にお疲れの方は、一度お試しあれ。
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