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悦楽のパズルゲーム ― テトリスDS感想 [新作ゲーム]

テトリスDS公式
誰もが知っている「テトリス」が、ニンテンドーDSによって生まれ変わる (1/4) (from IT Media)

ようやくDS Liteをゲットできたものの、よく考えてみると購買意欲をそそられるゲームが無いことに気付きました。脳トレや犬なんて、はなから眼中にないですし。
「強いて言うなら、逆転裁判とアタリミックスかなぁ。天外2もいちおう欲しいけど、今すぐ遊びたいって訳ではないし。とりあえず、ニュースーパーマリオ待ちだな」…などと、いまいち感動に薄いオレ。
んな感じで、実にやる気のないままニュースサイトでDS関連記事を眺めていたところ、思わず反応してしまったのが上に紹介したIT MediaのテトリスDSのレビューです。

いけない・・・これは・・・!魅力的すぎる・・・!

あー、すみません。
DSでテトリスが発売されることは聞いていたのですが、まさか『スーパーマリオ』、『ドンキーコング』に『ゼルダの伝説』、果ては『アーバンチャンピヨン』や『アイスクライマー』といったオールド任天堂キャラ総出演とは知りませんでした。自称レトロゲーマーともあろう者が、これは迂闊。
というわけで僕の意思に反して、体が勝手にゲーム屋へと直行。いつのまにかテトリスDSを手に家路を急いでいました(←大げさ)


テトリスDS

テトリスDS

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2006/04/27
  • メディア: ビデオゲーム

【感想】

いまさらテトリスにハマるなんて・・・ くやしい・・・!

そんなわけで、ここ数日はすっかりテトリスに没頭中です(笑)

まず、スタンダードモードのテトリスについて。
意外と知られていない事実ですが、2002年に、プラットフォームごとに異なっていたテトリスの仕様(操作感覚、ブロックの回転パターン等)を統一するためのガイドラインが定められました。当然、テトリスDSもガイドラインに準拠したルールを採用しています。
(参考) ○テトリス (from Wikipedia)

ブロックを1つだけキープできる“ホールド”、NEXT表示が6つ、ゴーストなどといった新しいルールは、昔のテトリスしか知らないような人は面食らうかもしれませんね。しかし、これらの新ルールは、結果としてテトリスのゲーム性にさらなる奥行きを与えており、非常に好印象です。

次に、アレンジモード。
このテトリスDSには、ブロックを相手の陣地まで押し込んでいく「プッシュ」、タッチペンを使ってブロックを操作する「タッチ」、限られたブロックを使って問題を解く「パズル」、上画面に表示される問題を次々にクリアしていく「ミッション」、上から落ちてくるブロックをより大きな固まりにする「キャッチ」と、数々のモードが用意されています。
特に僕が気に入ったのは、「タッチ」と「パズル」です。

まず「タッチ」ですが、DSのタッチペンを使用するユニークな操作性に加えて、通常のテトリスには無いブロック連鎖のルールが追加されています。このために、ほとんど別物と言ってよい内容となっています。
次に「パズル」。あらかじめ決められたブロックで、全消ししなければなりません。要するに詰めテトリスですね。合計で200問も用意されており、かなり手ごたえがあります。

そしてなにより、ゲームを彩る任天堂キャラクターたち!
オールドゲーマーなら、感涙間違い無しの演出です。加えて、『スーパーマリオ』や『ゼルダ』のアレンジ曲がこれまたツボをつく。特に、デスマウンテンの曲は素晴らしすぎます。
もっともプレイ中は、枠外を踊るマリオやリンクたちを見ている暇なんて無いのですが(笑)

最後になりましたが、対戦について。
僕はブロードバンド環境に無いので、残念ながらWi-Fi対戦は未プレイです。もっとも、ネット上の評価を聞く限りは、かなり楽しいらしいですね。

ネット対戦できない・・・くやしい!

などと、地団駄を踏んでるのもなんなので、暇な時にでも最寄のDSステーションに行ってみようと思います。

つーわけで、かつてアーケード版テトリスで999ラインカンストを達成したことがあるスコアラーさん、「Aボタンでドロップ」と悪名高い操作性のFC版を極めちゃってたテトリスマニアの方、あるいは「もしもテトリスがメガドライブで発売されていたら…」と考えるとつい涙がこぼれてしまう元メガドライバーの人はもちろんのこと、DSを所有する全てのユーザーにおすすめできる良質のパズルゲームかと思います。


ところで、IT Mediaのレビューの最後にある、「あえて、無理を承知でお願いするならば、これらのアレンジを加えたファミコンミニを発売してもらいたいと思うほどだ。どうですか、任天堂さん?」との文章に激しく同意。
とりあえず、任天堂は『ゼルダの伝説1』をDS用にリファインするべきだと思います。

【変更点】
○グラフィックを高解像度化。3D化ではなく、あくまでドット絵で。
○ROM版では音が抜けてたBGMを、ディスク版準拠に。
○さらに、テトリスDSに収録されているようなアレンジバージョンの曲を追加。(BGMは新旧バージョンを任意で選択できる)
○上画面をメニュー、下画面をメイン画面にする。アイテム選択をLRボタンに振り分ければ、いちいちスタートボタンでメニューを呼び出さなくても済む。
○DSのマイク機能があれば、“例の技”が使えるじゃな~い!


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