ドラゴンスレイヤーへの道 [レトロゲーム]
〇Dragon Slayer (MSX) (MobyGames)
日本ファルコムが1984年にリリースした『ドラゴンスレイヤー』は、T&Eソフトの『ハイドライド』やコスモスコンピュータの『カレイジアスペルセウス』と並び、最初期に登場した国産アクションRPGとして知られます。
もっとも厳密に言うと、『ドラゴンスレイヤー』はターン制の疑似リアルタイムRPGです。しかしその先駆性と、ゲーム自体の面白さを兼ね揃えた傑作であるとの評価に異論を挟む人は少ないでしょう。僕自身、パソコンでは最後発のリリースとなったMSX-ROM版(1986年)を、時間を忘れるほど夢中になってプレイしたことを覚えています。
「NO MORE 映画泥棒」のCMとAtari 2600版『ドンキーコング』 [レトロゲーム]
〇“NO MORE映画泥棒”新CM公開。カメラ男が街中の逃走劇で華麗なアクションをくり広げる! (ファミ通.com)
上に挙げた記事の通り、約6年ぶりとなる「NO MORE 映画泥棒」のCMの新作が公開されました。
念のため説明しますと、「NO MORE 映画泥棒」とは劇場映画の盗撮や違法アップロードの防止を呼び掛ける啓発CMです。本編映像が始まる前に流れるため、日本の映画館へ足を運んだ経験がある人なら必ず目にしているでしょう。
上に挙げた記事の通り、約6年ぶりとなる「NO MORE 映画泥棒」のCMの新作が公開されました。
念のため説明しますと、「NO MORE 映画泥棒」とは劇場映画の盗撮や違法アップロードの防止を呼び掛ける啓発CMです。本編映像が始まる前に流れるため、日本の映画館へ足を運んだ経験がある人なら必ず目にしているでしょう。
映画『レディ・プレイヤー1』のAtari 2600ネタ解説 [レビュー]
『レディ・プレイヤー1』――2018年に劇場公開されたスピルバーグ監督作品。近未来を舞台としながら70年代~90年代サブカルチャーを大々的にフィーチャーしていることで注目を集めた映画です。いよいよ7月3日に地上波初放送されるとのことで、Atari 2600の一ファンとして個人的な見所(またはツッコミ)をまとめてみました。
ストレートなネタバレを含むため、全くの予断なしで視聴したい方はページを閉じてください。
MSXの未発売ソフト『密林の秘宝(Whistler's Brother)』 [レトロゲーム]
2020年5月末発売の『MSXパーフェクトカタログ』を入手しました。
このジーウォーク社のムックは、今までファミコン、メガドライブなどの家庭用ゲーム機を題材としてきました。そのため、ホームコンピュータに分類されるMSXが選ばれたことはちょっとした驚きでした。
一方で、「主要家電メーカーが参集した統一規格機」との稀有な特徴を持ち、質・タイトル数ともに同時期の家庭用機と比べても遜色のないゲームソフトが発売され、アマチュアを含めて多くのプログラマーを育む孵卵器の役割をも果たしたMSXは、我が国のゲーム史を語る上で欠かさざるべき存在であることも事実です。
最初のMSX規格機が発売された1983年より40年近くの年月が過ぎた現在において、網羅的にMSXのことを知ることができる書籍が商業出版されたことは単純に偉業だと思います。
「セガブランド」初の家庭用ビデオゲーム [レトロゲーム]
〇セガ設立60周年特設サイト
セガ公式の設立60周年特設サイトが公開されました。
現在のセガの前身となったのが、1960年に設立された業務用娯楽機器の販売会社である日本娯楽物産。厳密にはその源流として、ジュークボックスの輸入・レンタルを業としたサービスゲームズジャパンが存在しますが、半世紀以上にわたってアミューズメント産業の一端を担い続けてきたことに改めて敬意を表します。
アタリVCS『E.T.』、eBayで未開封品が驚きの落札価格に! [レトロゲーム]
〇E.T. The Extra-Terrestrial - Silver label - Atari 2600 (AtariAge)
アタリが1982年に発売した『E.T. the Extra-Terrestrial』。
「史上最悪のクソゲー」「アタリショックの元凶」といった悪評と共に、今や日本でもその名を知られるVCS(Atari 2600)対応ゲームソフトです。(もっとも『E.T.』にまつわる通俗的な評価は、多分に誤謬が含まれており、「実態よりも悪く言われている」というのが個人的な感想ですが)
実は激レア!アタリ2800版『パックマン』 [レトロゲーム]
〇Pac-Man Atari (USA) (2800)
〇パックマン (ATARI2800) - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~
ゲームカタログ@Wikiに投稿されているアタリ2800版『パックマン』の記事は、かの悪名高い移植作の問題点が余すところなく紹介されており、一読をおすすめできる内容です。
情報求む!謎のアタリ2800本体&ゲームコレクション [レトロゲーム]
2019年1月にヤフーオークションにて落札したアタリ2800一式に関する情報を募集します。
このアタリ2800は「アタリグッズ3点 ATARI 2800本体 専用トランク ソフト31本 ビデオタッチパッド 付属」との品名で、本体、ゲームソフト、収納ケースおよび付属品等がまとめて出品されました。
「バンゲリング帝国」が登場する第四のゲーム [レトロゲーム]
“バンゲリング帝国三部作は、『バンゲリングベイ』『ロードランナー』『チョップリフター』の世界観を共有する3作品を指す。”
〇バンゲリング帝国三部作 - Wikipedia
日本語版Wikipediaに存在する「バンゲリング帝国三部作」との記事については、以前に当blogで批判したことがあります。
〇幻想のバンゲリング帝国
確かに、1980年代前半にブローダーバンドが発売した『チョップリフター』『ロードランナー』および『バンゲリングベイ』には、ストーリー上の共通の敵として「バンゲリング帝国」が登場します。
しかし、当のブローダーバンド自身がこれらを「三部作(Trilogy)」と過去に表明した事実があるとは寡聞にして知りません。そして、これらの作品におけるバンゲリング帝国は名前以外の共通点を見いだすことができず、「世界観を共有する」などと断定することはできません。
端的に言うと、「バンゲリング帝国三部作」は出所不明な俗称であり、そしてWikipediaの記載内容は単なる誤謬の固まりに過ぎないのです。
ゲームレジェンド28に出展します [日記・雑感]
so-net blogではお久しぶりです。
すでにTwitter上にて告知しておりましたが、来る5月20日に埼玉県川口市で開催されるゲームレジェンド28に出展することになりました。
サークル名は第五次アラモゴード発掘隊。
発売40周年を迎えたアタリVCSの初期タイトルに焦点を当てた実機展示&冊子の頒布を行います。
冊子はA5サイズ28ページ(表紙含む)。1977年から1979年に発売されたVCSソフトのレビューを中心とした内容となっています。冊子のコンセプトとして、「ビデオゲームは好きだけど、VCSのことはよく知らないよ」という方へのガイドとなることを目指しました。ただし、すでにアタリやVCSのことをご存知の方でも楽しんでいただけるような小ネタを散りばめています。
頒布価格は1部500円となります。
また、会場ではアタリVCSの実機を稼働させます。会場の混雑次第ではありますが、実際にゲームをプレイしていただけるようにしたいと思っています。
ちなみに私事ですが、このような同人イベントに参加することは全く初めてです。web上で長年お付き合いいただいている皆様に直接ご挨拶できる機会となりそうで、今から楽しみにさせていただいております。
ゲームレジェンド28のスペース番号は54bとなります。
それでは、当日はよろしくお願いいたします。
すでにTwitter上にて告知しておりましたが、来る5月20日に埼玉県川口市で開催されるゲームレジェンド28に出展することになりました。
サークル名は第五次アラモゴード発掘隊。
発売40周年を迎えたアタリVCSの初期タイトルに焦点を当てた実機展示&冊子の頒布を行います。
冊子はA5サイズ28ページ(表紙含む)。1977年から1979年に発売されたVCSソフトのレビューを中心とした内容となっています。冊子のコンセプトとして、「ビデオゲームは好きだけど、VCSのことはよく知らないよ」という方へのガイドとなることを目指しました。ただし、すでにアタリやVCSのことをご存知の方でも楽しんでいただけるような小ネタを散りばめています。
頒布価格は1部500円となります。
また、会場ではアタリVCSの実機を稼働させます。会場の混雑次第ではありますが、実際にゲームをプレイしていただけるようにしたいと思っています。
ちなみに私事ですが、このような同人イベントに参加することは全く初めてです。web上で長年お付き合いいただいている皆様に直接ご挨拶できる機会となりそうで、今から楽しみにさせていただいております。
ゲームレジェンド28のスペース番号は54bとなります。
それでは、当日はよろしくお願いいたします。