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ゲーム感想 PSP『勇者のくせになまいきだ。』 [日記・雑感]

勇者のくせになまいきだ。

勇者のくせになまいきだ。

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • 発売日: 2007/12/06
  • メディア: ビデオゲーム

勇者のくせになまいきだ。 公式サイト
魔物が愛しくて仕方がないダンジョン・マネージメント 「勇者のくせになまいきだ。」 (from GAME Watch)

「難しいけど、面白い」 ― 僕の感想はこの一言に尽きます。

「ダンジョンを運営し勇者を返り討ちにする」とのストーリーから、『刻命館』的トラップアクションや亜流経営ゲームをつい思い浮かべてしまうかもしれません。しかし、この『勇者のくせになまいきだ』の正体はリアルタイム制の生態系シミュレーションゲームです。
詳しいルールの説明は公式サイトやGAME Watchのレビューを読んでもらいたく思いますが、とにかくクレバーなプレイを要求されますね。

実は漫然とダンジョンを掘るだけでも、最初の2、3面あたりまではクリアは可能。しかしそれ以上進むには、予め戦略をたてておく必要があります。
また、ダンジョンの準備は時間が限られている上に、勇者が進入した後も状況に応じて新たに魔物を発生させなければならない。感覚的には、まるでアクション・パズルゲームをプレイしているかのようです。

ストーリーモードは途中セーブ不可、GAME OVERでまた一面からやり直し。「繰り返し学習による苦痛を乗り越える」タイプのゲームがとにかく好きな方は、きっとツボに入ると思います。
もちろん、「15才の誕生日の朝…」、「ぼくに このてを よごせというのか」といった名作RPGネタにウケた方も是非(笑)。


アーケードシューティングゲームの進化の総まとめ (from れとろげーむまにあ)
ツッコミどころ満載。『コンピュータースペース』『タンク』『ディフェンダー』は? ソースはファミ通の記事らしいから、国内のゲームに偏るのは仕方ないのかもしれないけど。

…などと文句もありますが、レトロゲーム史をなんとか平易な言葉で説明しようとするブログ主さんの態度には好感が持てます。日本では珍しいtube shooter作品の『ジャイラス』を紹介しているのもポイント高し。がんばれ♪


ゲーム業界の常識? (from 橘寛基の『ブログ de Gamersta!』)
CEROのレーティングは、あくまでゲーム中に含まれる性表現や暴力表現のランク分け。成立の趣旨が異なる未成年者飲酒禁止法をレーティング制度に反映させよというのは筋違い。
だってその理屈を広げると、学生はダビスタを買えないし、普通自動車免許を持ってないとグランツーリスモをプレイできないし、16歳未満の者が18時以降にアーケード作品の家庭用版を遊ぶのは禁止ってことになっちゃう。


キーワードは9/9/9…?セガがドリームキャストの商標を再び登録 (from Game*Spark)
セガ、ドリームキャスト再生計画を始動?(してません) (from Engadget Japanese)
半日だけ、いい夢を見れました(笑)。


藤本がコンって言ったらコンサートじゃなくて魂斗羅のこと (from 失踪外人ルー&シー)
ミキティの話はいいところを突いてますね。
実は海の向こうのアメリカでは、上上下下…で有名なコナミコマンドは俗にContra Codeと呼ばれています。(アメリカでは、グラディウスよりも魂斗羅の方がよく売れたため)
現に、GamePro.comが発表した"The 52 Most Important Video Games of All Time"において、魂斗羅は「隠しコマンドを広く知らしめた」ことを理由にランクインしました。


韓国でも人気の任天堂--最大の敵は (from CNET Japan)
ニンテンドーDSの違法コピーにご注意! (from 朝鮮日報)
続けて読むと、非常に味わい深い記事。
ところで僕もR4持っているんですが、「fMSXにしか使った事が無い」と言っても、誰も信じてくれないだろうなぁ。


Giant Atari 2600 Joystick
でかっ!つうか、どうしてガイジンさんは巨大コントローラーを作るのが好きなんだろう?(笑)


Vivendiゲーム部門とActivisionが合併 (from IT Media)
僕が好きなのはあくまで80年代のアクティビジョン作品なので、いまさら合併とか聞いても特に感想は思い浮かばないかな。とりあえず、『Activision Anthology』のDS版をリリースしてほしいです。


History of Activision - part 1
History of Activision - part 2
History of Activision - part 3 (from YouTube)
アクティビジョンの歴史を紹介するムービー。つうか、見るのはPart1だけでいいです。
初期メンバーのディビッド・クレーン、ラリー・キャプラン、アラン・ミラー、ボブ・ホワイトヘッドの4人の名は、世界史のテストに出るので必ず憶えておきましょう(うそ)。


使徒の名前が覚えられない  (from アルファルファモザイク)
パチンコを打つと、半分は確実に覚えますよ(笑)。


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コメント 4

悟村

こんばんは!
アーケードシューティングは数が多すぎて網羅しきれないでしょうね。
それこそ本を何冊も書けるほどに細分化されてますから・・・

僕も初めて魂斗羅に触れたときは、おもいっきりハマりました。
もしかして年代関係なしに楽しめるもんなんでしょうか?いい話ですねえ。

Activisionの歴史1見ました。Kaboom!様が大きく写っててうれしい。
職場の同僚がディビッド・クレーンの髪型にそっくりで笑いました。
by 悟村 (2007-12-13 02:21) 

loderun

こちらでは、はじめまして(笑)。

海外での魂斗羅の人気ですが、やはりシューティングACTの一つの完成形を示した点が評価されてるんじゃないかと思います。加えて、ガイジン的には銃を撃ちまくるのがツボなんだろな(笑)

>ディビッド・クレーンの髪型
マッシュルーム・カットって言うんでしょうかね、あれ。ネット上を検索してみたのですが、最近の写真を見つけられませんでした。今でも同じ髪型なんでしょうか?
by loderun (2007-12-14 21:55) 

通りすがり。

このゲームのコンセプトを知って最初に思い浮かべたのが『巣作りドラゴン』というエロゲだったワタクシは滅す定めにあるもより。

超デカジョイスティックで最初に思い出したのがレバーの高さが1Mあるナムコ筐体だったワタクシは『ソウルキャリバー』をこのレバーでプレイしてで疲れ果てる定めにあったもより(実話w)。
by 通りすがり。 (2007-12-17 01:25) 

loderun

『巣作りドラゴン』は知りませんでした。ただ、システム的には典型的な経営SLGに見えますね。
実際のコンセプトは全然違いますので、一度『勇なま』をプレイされることをおすすめします。
by loderun (2007-12-21 10:57) 

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