今年で3年目の『i am 8-bit 2007』 & 公式ブックは必見! [Amazon]
○Classic Games, Modern Art: i am 8-bit 2.007 (from Game Informer Online)
○i am 8-bit公式サイト
1970年代後半から80年代のビデオゲームへオマージュを捧げた芸術作品が一同に会するユニークな展覧会 ― i am 8-bit。
今年で3回目となる同イベントだが、4月17日から5月12日までロサンゼルスのGallery 1988で開催される予定だ。
上に挙げたGame Informerの記事では、『i am 8-bit』のキュレーターを務めるJon Gibson氏へのインタビューと、いくつかの出展作品が紹介されている。
「ララ・クロフトなんかお呼びじゃねぇ!」との、Gibson氏のセリフが非常に頼もしいです(笑)。
ところで話は前後しますが、05年に開催された第1回目の『i am 8-bit』の作品を収めた公式ブックが、昨年の5月に発売されています。
I Am 8-bit: Art Inspired by Classic Videogames of the 80's
- 作者: Jon M. Gibson
- 出版社/メーカー: Chronicle Books
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: ペーパーバック
日本に住む身の僕としては、わざわざ展覧会のためだけに渡米するなぞ叶わぬ夢でしたので、書籍として発売されたのは嬉しい限り。
もちろん、矢も盾もたまらず購入してしまいました。
んで、この公式ブックですが、総勢70人のアーティストの手による個性豊かな芸術作品が掲載されており、非常にポイント高し!
多少なりともレトロゲームに興味がある方なら、必見だと思います。
つーわけで以下に、僕のおすすめ作品をご紹介します。
Ashley Wood
Untitled
■これはカッコいい!元ネタは言わずと知れた、任天堂の名作ACT『メトロイド』より。
いや、実際サムスって怖いというか、凄みがある人だと思うんですよ。なんてったって、“銀河最強のバウンティーハンター”ですから。
Jim Mahfood
Record Dug Digger
■アメリケーン!なセンス爆発のディグダグたち(笑)。
全然関係無いけど、“陰険打ち”って言葉を考えた人はセンスがあると思います。
Nikki Van Pelt
Computer Space
■をを、世界初のビデオアーケード『コンピュータースペース』とはシブい!
あまりにも有名な、フライヤー(宣伝チラシ)を元にした作品ですね。
Jim Rugg
Starman vs. Giant Panther
■任天堂の『プロレス』より。宣伝ポスター風のアレンジが雰囲気でてます。
ちなみに僕は、ジ・アマゾンで相手の頭をガジガジとかじるのが好きでした(笑)。
Tim Biskup
Mega Man
■メガマン! つーわけで、日本名だと『ロックマン』ですね。
…言われなくて、見ればわかるか。
ところで、ロックマンの名前が海外でメガマンに変更された理由として、「rockは麻薬を意味するから」との解説がありますが、実際のところどうなんでしょう。
単に「岩男」じゃ、イメージが合わないからじゃないかなぁ?
Sket One
Intended Vision
■ATARI、任天堂、Activisionのメーカーロゴがさりげなく共演。
え~と、"Intended Vision"とは「意図的な光景」とでも訳せばいいのかしらん?
*注 画像をクリックすると…?
Jason Sho Green
Putting the Super in Mario
■何故かマリオの掌(てのひら)にコナミコマンド。いったい、その理由は?(笑)
というわけで、レトロゲームへの愛に満ち溢れた作品が満載の『I am 8-bit』公式ブック。
英語力が無くても楽しめる一冊ですので是非ともゲットしておきましょう
あ~、やっぱり一度現地に行ってみたいなぁ…(ため息)。
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