タイトーの『ダイノキングバトル』が危険すぎる件 ― 第43回AMショーレポートより [新作ゲーム]
○第43回「アミューズメントマシンショー」開幕
大型筐体、新基板、新機軸タイトル多数出展
(from GAME Watch)
○第43回アミューズメントマシンショー:
「機動戦士ガンダム 戦場の絆」や「北斗の拳」など、注目作がプレイアブルで出展
(from IT Media)
幕張メッセにて9月1日から3日の期間に開催されている「第43回アミューズメントマシンショー(AMショー)」。ニュースサイトでは各メーカーのブースリポートが早速伝えられている。
レトロゲーマーな僕としては、やはりセガの『アフターバーナー』が気になるところ。セガの新アーケード基板「LINDBERGH」は想像以上の描画能力を有するようだ。注目タイトルです。
○第43回アミューズメントマシンショー:
セガ、最新アーケード基板「リンドバーグ」を発表
(from IT Media)
さてそんな中、タイトーの出展タイトルに見過ごせないものを発見した。
○『ダイノキングバトル』
うわぁ、これってまさに先日記事に書いたばかりの、『韓国のムシキングパクリゲーム』じゃない!
○第43回「アミューズメントマシンショー」タイトーブースレポート
キッズカードゲーム市場に本格参入
(from GAME Watch)
「ダイノキングバトル CARD GAME」は、韓国のD-Gateが開発したキッズカードゲーム「DinoKing」をローカライズしたもの。
うむ、記事にもはっきりと「韓国製」だと書いてあるしね。
確かに、過去のタイトーとセガのアーケードゲームを思い出してみると、
◆体感ドライブゲームのブームに乗って、『チェイスHQ』をリリース
◆セガの『アラビアンファイト』と同時期に、『アラビアンマジック』をリリース
◆セガの『E-SWAT』と同時期に、『クライムシティ』をリリース
◆セガの『ゴールデンアックス』と同時期に、『ラスタンサーガ2』をリリース。さらに続編の、『ウォーリアーブレイド』に至る
◆セガの『バーチャファイター2』の後を追って、『ファイターズ・インパクト』をリリース
などと一部こじつけもありますが(笑)この業界、パクりパクられが日常茶飯事なのはわかります。しかし、さすがに今回はセガも黙ってはいないでしょう。
現に某大型掲示板でも、こんな画像が早速出回っています。
つーわけでタイトーは、「このカードゲームは、以前に恐竜格闘ゲームとして発売した『ダイノレックス』の続編である」とか、上手い言い訳を早いうちに用意しておくように(笑)
(2005/11/5)
予想通り(?)、セガがタイトーの「ダイノキングバトル」販売中止の申し立てを行った。
詳細は下記の通り。
○セガがタイトーの「ダイノキングバトル」の販売中止を申し立て
○【資料】 ムシキング特許 ― 第3712122号の詳細
(関連記事)
○Chips(小ネタ) 韓国のパクリゲーム 『ディノキング』
最近はまだ少ないような気がしますが、昔はホントパクリゲーム多かったですよね。
ファミコン全盛期なんてひどかったような気がします。
具体的な例が出てこないですが・・・^^;
パクリゲームに限ってク○ゲーだったりしてw
by MiLD_GiNGER (2005-09-03 19:53)
FCのパクリゲーというと、『スーパーマリオ』に対して『アトランティスの謎』とか『スーパーピットフォール』あたりを真っ先に思い浮かべます。
ただ、上の例ですと『ピットフォール』は実はアメリカのゲームの移植です。即ち、「横スクロールアクションゲーム」といったフォーマットが一度確立されてしまうと、同じジャンルのゲームが似てしまうのは仕方ない面もありますね。
とはいえ、『ディノキング』はソックリ度はあんまりですが(笑)
by loderun (2005-09-04 13:54)