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名無しの超戦士さん特集 (NAMCO×CAPCOMより) [レトロゲーム]

なにやら先々週ぐらいから、PV数がいつもの5割増しくらいに上がっているのだけど、

ひょっとして、理由はこれですか?


もう!みんなほんとにHですね!(笑)

…という訳で、ただいま絶賛発売中の「ナムコ クロス カプコン(NAMCO×CAPCOM)」だが、シルフィーの服のみならず、その元ネタである「名無しの超戦士」も登場しているのはオールドゲーマーとしても嬉しい話である。

そこで今回は、「名無しの超戦士」の初登場作品である、『ロストワールド』を紹介することにより、“かつての彼らの雄姿”を是非とも若いゲーマーにも知ってもらいたいと思う。

『ロストワールド』はカプコンより1988年にリリースされたアーケードゲームである。
ジャンルとしてはSTGなのだが、敵弾を打ち消すことが出来る「サテライト」に加えて、プレイヤーの任意にショットの方向を変更することができるローリングスイッチというユニークなシステムを取り入れた意欲作であった。
さらに本作で目を引くのが、その独特な世界観である。

破壊神にして魔の創造主、天帝バイオス。 彼の生み出した8邪悪神はあらゆる文明を滅ぼしていった。 最後まで抵抗を試みた人族の都市も破壊されて、今はダストワールドと呼ばれる廃墟となってしまった。 しかし、人々の無念のオーラはこの地に2人の超戦士を誕生させた。

CPSボードの描く美麗なグラフィックで表現された、個性豊かなステージやキャラクター達。そんな画面を眺めていると、「メスケテトって誰?」、「なんで巨大な即身仏が出てくるの?」などといった瑣末な疑問も、気がつけばいつのまにか忘れてしまっていたりする。(というか後半面の怒涛の如き数のザコ敵を相手にしていると、そんなことを考えている暇が無いという話も)

『ロストワールド』はプレイヤーに有無を言わせない、圧倒的な“勢い”を感じさせるゲームである、たぶん(笑)


前置きが長くなってしまったが、以下に彼らの「激闘の記録」をダイジェストでお送りする。




(あらすじ)天帝の支配により保健体育の教育水準が低下した。だが、ついに決戦の時は来た!



(1P) 奴はいたか!
(2P) ああ、今日こそ息の根を止めてやるぜ!
のっけから物騒な会話をしているこの二人こそ『ロストワールド』の主人公、“名無しの超戦士 1P&2P”である。
匿名なのはたぶん4月から施行された個人情報保護法への配慮から。などと冗談は置いておき、この二人は本当に名前が付けられていない。
あと、このゲームのキャラクターボイスは素人さん(おそらく開発者)が声を当てているためセリフが棒読み気味で、今聞くとかなり笑えます。






2面ボス、ダストドラゴン。
なんで、いきなり腐っているのかは謎。得意技はリブス・ブレード(露骨な肋骨)。



(1P) ダストドラゴンなど所詮俺たちの敵ではない!
(2P) まっ、少々てこずっちまったがな!
いついかなる時もジョークを忘れない、アメリカンな二人。






場面変わって、なにやらエジプトっぽい所に迷いこんだ模様。



なんか、変なのが飛んで来た!



早稲田大学の吉村作治先生には内緒にしておきたい敵キャラ。



(1P) クレオパトラとのデートが台無しだぜ!
やっぱり、口を開けば出てくるのはジョーク。
全然関係ないですが、『スターフォース』の100万点キャラって正しくは「ゴーデス」ではなく、「クレオパトラ」なんですよね。






そんなこんなで、ステージも終盤に突入。



「風神・雷神」と激闘中。
カサンドラの門番のライガとフウガか?お前達は!?
ちなみに、後ろに見えるのがドルアーガの塔です。うそだけど。



(1P) 俺のオーラで天帝を焼きつくしてくれる!
変な生き物の首を絞める1Pさん。意気込みは判ったから放してやれ。






ついに最終ステージのバベルの塔内部(←違う)



このデビルマンみたいな敵こそが、ラスボスの天帝バイオス。
水芸っぽい5WAYレーザー(×2)が強烈。
攻撃前の動きを見逃さずに、大きく回りこめ!



撃破!!!






(1P) とうとうやったな!畜生、まだふるえが止まらないぜ!
(2P) あぁ、そいつぁ俺もおなじだ!
実はビビリだった二人。サングラスの下は間違いなく涙目だと思われます。



そして、二人の英雄が現れこの世界を救ってくれたことは伝説となり、
その伝説はより神秘的に人々の間で伝えられていった。
めでたく大団円。




そして二人は伝説となった…






(おまけ) ゲームオーバー時のリアクションも素敵。



…以上、ふざけた説明ばかりですみませんでした(笑)

CPシステム1の初タイトルとして登場した本作。
コンシューマーへはPCエンジンとメガドライブに移植されているものの、『大魔界村』や『ストライダー飛竜』、『ファイナルファイト』、そして『ストリートファイター2』の影に隠れていまいちマイナーな印象を受けます。これを機会に是非とも「ななしのちょうせんし わんぴー&つうぴー」と、彼らの名前を覚えてもらえれば幸いです。
同じ金髪にサングラスだからと言って、くれぐれも「キャプテンコマンドー」と間違えることの無いように。

(参考リンク)
「ナムコ クロス カプコン(NAMCO×CAPCOM)」公式

ズルい女 (NAMCO×CAPCOMより)
一発ネタ!(NAMCO×CAPCOMより)


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Aya

キャプテンコマンドーとの最大の違いは・・・髪型と上半身が裸の服装?(笑)

しかし、ナイスな漢だった(笑)
by Aya (2005-06-16 23:40) 

loderun

返事がおそくなりましたが、いつもコメントありがとう。

あのオチはちょっと苦しまぎれです(笑)。どちらかと言うと、『戦場の狼2』の人に似ているかも。あと2Pさんが『ファイナルファイト』の敵キャラとして登場しているのは有名な話ですね。
つうか17年前のゲームが解る、24歳のAyaさんの方が素敵(笑)
by loderun (2005-06-19 21:50) 

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