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☆☆☆ マリオに「スター」を贈ろう! ☆☆☆ [レトロゲーム]

殿堂に入れて!「マリオ」がファンらと陳情
(from ZAKZAK)

米国・ハリウッドの歩道の敷石 ― 星形のレリーフに有名スターの手形が刻まれていることで知られる「名声の歩道(Walk of Fame)」。最近だと、ゴジラがその栄誉を受けたとの報を耳にした人も多いかもしれない。
しかし、ビデオゲームのキャラクターの受賞は今まで前例が無い訳で、このたび「マリオを是非ともスターの仲間入りに!」とファン共々運動を行ったというのが、このニュースのあらましだ。

気になったので、アメリカでの反応を探してみたら目に入ったのがこちらの記事。
Video Game Hero Mario Petitions for New Hollywood Walk of Fame Category
(from Yahoo.com News)

マリオ 『僕はいつも、(無敵アイテムの)スターを追いかけ続けてきたんだ。だから、ファンのみんなが僕にWalk of Fameのスターを贈りたいと言うのは当然だろ?Woo-hoo!』

などとアメリカンジョークの利いたマリオ本人の談話が紹介されているが(笑)、注目すべきはこの記事のカテゴリー。Financial News、つまり経済ニュース扱いなのだ。Yahoo.comだけでなく、ニューヨーク・ポストでも同様。

マリオ発祥の地である日本に住む我々はつい忘れがちな事実だが、アタリショックで冷えに冷え切った北米の家庭用ビデオゲーム市場を瞬く間に席巻したNES(ファミコン)の成功の立役者であり、世界的企業となった任天堂に今も利益をもたらし続ける、ビデオゲーム史上で最も「稼ぐ」ことで有名なキャラクターの一人なんだな、あのヒゲおやじは

皆さんもご存知の通り、マリオのデビュー作は『ドンキーコング』である。
赤い帽子にオーバーオールの特徴的な「彼」の姿は、作者の宮本茂氏によれば限られたドットと色数という制約の元に「一目でわかりやすいデザイン」を目指した結果として生まれた物である。
実際、『ドンキーコング』において、「彼」は無名の主人公であった。海外でも単に「Jumpman」などと呼ばれていた。蛇足だが、ゲームウォッチ版『ドンキーコング』の主人公の名も、説明書によれば「救助マン」とかなり適当なネーミングであるらしい(笑)
現在の状況からは全く考えられないけれど、当時の任天堂は「彼」の扱いについて極めて無頓着であったのだ。

「彼」に転機が訪れるのは、言わずと知れた「マリオブラザーズ」からである。この作品で、「彼」は現在知られる「マリオ」という名前を大いに広めることとなった。その由来は当時、NOA(Nintendo of America)が入居していたビルの所有者であったMario Segali氏の容貌が「彼」によく似ていたからだという。元々はスタッフの内輪ネタとも言える話だが、まさかこの「マリオ」が世界的なキャラクターへと成長すると、当時予想できた者は誰もいないだろう。

ここから先の話は周知の通りである。ファミリーコンピューターで85年にリリースされ、国内で618万本、海外3342万本の記録を残した超特大ヒット作が「スーパーマリオブラザーズ」だ。シリーズ累計では、全世界で1億本以上を販売したという記録は未だ破られていない。

「マリオ」がもたらした商業的な成功はビデオゲーム史に必ず刻まれるものであり、当然評価すべきだ。
しかし僕個人 ― に限らず多くのレトロゲーマーも同様だと信じるが ― にとっては、『ドンキーコング』、『ドンキーコングJR』、『レッキングクルー』、『スーパーマリオブラザーズ』などといった「彼」と共に渡り歩いた素晴らしいゲーム達への感謝の気持ちの方が計り知れないと思う。
一ゲームファンとして、マリオの「Walk of Fame」への殿堂入りを心から願いたい。

☆英語サイトですが、こちらからオンラインでの署名ができます。

(4005/4/1 一部訂正)


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gaku

どうも、こんばんは。
レトロゲーム好きということでこのTV番組を是非にお勧めします^^
http://www.fujitv.co.jp/cs/program/7215_049.html
ひょっとしたら既にご存知かもしれませんが(汗)
by gaku (2005-04-01 00:41) 

loderun

はじめまして!niceありがとうございます♪
「ゲームセンターCX」は知っていましたよ。ただ僕は、この番組を視聴できる環境に無いのです、残念。
あと、やっぱりゲームは見ているよりも、実際にプレイする方が楽しいと思います、絶対。
by loderun (2005-04-01 21:28) 

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