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Chips(小ネタ) ナムコの50周年記念ソフト、「namCollection(ナムコレクション)」 [namco]

ナムコ、PS5タイトルを収録した50周年記念ソフト 「namCollection(ナムコレクション)」
(from GAME Watch)

前回に引き続き、ナムコネタ。
この記事を読んで、「50周年?ナムコってそんなに歴史があるの?」などと首をかしげる者がいるかもしれない。
実際、僕自身も79年にリリ-スされ大ヒットした、「ギャラクシアン」以降のビデオゲーム作品にどうしても目が行ってしまうが、ナムコはもっと昔からアミューズメント産業に携わってきたのだ。
その歴史は公式WEBサイトの中の「ナムコの歩み」に詳しい。

ナムコの前身である有限会社中村製作所の設立は1955年。後に増資されて株式会社中村製作所となる訳だがお察しの通り、この社名の英語での頭文字を取って現在の「NAMCO」というブランドネームは生まれた。
中村製作所の初めての製品は、横浜の百貨店屋上に設置した2台の電動木馬。その後、三越百貨店の屋上遊技場という大口販路を獲得するなど、業務用遊戯器機メーカーとして確固とした地位を築く。現在のイメージからはピンとこないかもしれないが、かつてのナムコの本業は「機械屋」だったのだ。
時はまさに高度経済成長期。余暇として遊技場を訪れた多くのファミリー客を楽しませること―現在でも理念として謳っている「エンターテインメント」即ち「おもてなしの心」―こそナムコのルーツだったのである。

70年代中頃より、業務用ゲームもデジタル化の大きな波を受ける。特に目覚しかったはビデオゲームの進歩だ。この時代の流れを受け、ナムコもビデオゲームの製作に乗り出す。
ナムコ初のオリジナル業務用ビデオゲーム機は78年に発売された「ジー・ビー」だった。ピンボール風味のパドルゲームといった感じだが、これこそ後の「パックマン」を生んだ岩谷徹氏の最初の作品である。
(参考)『パックマン』の生みの親、岩谷徹氏が語る、 おもしろいゲームの開発手法
(from DENGEKI Online)

それ以降のナムコの発展は皆さんもご存知だろう。アーケードゲームで数多くの名作を生み出し、家庭用機にも積極的に参入。80年代のナムコ黄金期の作品は、現在でも多くのレトロゲームファンの支持を受けている。

さて、話を戻してこの「namCollection(ナムコレクション)」だが、「リッジレーサー」、「鉄拳」、「エースコンバット2」、「風のクロノア door to phantomile」、「ミスタードリラー」のPS用で発売された5タイトルを、PS2向けに再調整を加えて収録したとのこと。
ナムコの近作が低価格で手に入るのは魅力かもしれないが、「50周年記念ソフト」と銘打つのなら、もっと歴史の感じられるタイトルを加えるといった事はできなかったのだろうか?オールドファンなら誰もが疑問に思うに違いない。
レトロゲームについてはナムコミュージアムで既に発売されているとはいえ、収録の一部タイトルがPS2では動作不良があると聞く。それを踏まえて、ここは是非ともナムコのビデオゲーム史を一本にまとめたようなチョイスにして欲しかった。

最後に個人的な話だが、昨年発売されたユニクロとのコラボの50周年記念Tシャツを買い逃してしまった。非常に残念だ(笑)


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